タイトルをちょっと論文のように書いてみて、真面目に記事を書いてみたいと思います。
とはいえ見るときはかしこまらずに、ニコ動あたりを聞きながら気楽にしていただいて結構です。
1.はじめに
先日ポケモンカードゲーム20周年特別サイトにて、コンセプトパックおよび封入カードの一部が公開された。
その中の一つである「オーキド博士のヒント」はかの禁止カード「トロピカルビーチ」と同等の効果を持って登場することが明かされていた。にもかかわらずDiaryNoteを見る限りではあまり話題に上がっていない。
その理由はネタバレ問題や世界大会の日程的問題などいくつか考えられるが、強さに関して問題があるとするとどのような問題があるか、サーチカードに着目して考察する。
2.サーチカード
サーチカードとは一定の条件(コスト・発動条件)を満たした場合に発動し山札から所定のカードを手札に持ってくるカードのことをいう。
これ以後の考察では発動に要するコスト・条件はすべて満たしているものとする。
(例:センパイとコウハイ・・・前のターンにポケモンがきぜつしている)
3.対応サーチカード
対応サーチカードは多ければ多いほどそのカード種類は優位であるといえる。またサーチカードをサーチできるカードが多ければ多いほどその優位性は高いといえる。
ポケモンは、ポケモンの特性及びワザの効果(以下効果とする)・各種ボール系・サポートでサーチが可能。またボール・サポートにはそれぞれサーチカードも存在するので、ポケモンは優位性が高いといえる。
グッズはポケモンの効果・サポートでサーチ可能。サーチ方法が乏しいことに加え、サーチ対象がポケモンの道具に縛られることが多いため優位性は高くない。
サポートはポケモンの効果・サポートでサーチ可能。拘束はきつくないがサーチ方法が乏しいため優位性は低い。
スタジアムはポケモンの効果・サポートでサーチ可能。しかし主なサーチ方法としてサポートが定着しているため実質サポートによってのみサーチ可能と言い換えてもいいだろう。
エネルギーはポケモンの効果・グッズ・サポートによってサーチ可能。こちらはほぼ基本エネルギー専用のサーチが多く、特殊エネも含めて考えると優位性は低くなる。
4.カードの連続性を阻むもの
カードを連続して使うにあたり障壁となるルール・効果のこと。これらによる阻害が少ないものほど優位といえる。
ポケモンは、ベンチ上限・進化ルールによって展開を妨げられる。後述の拘束と比べればはるかに緩いものである。よって優位性は高い。
グッズはポケモンの効果によりグッズの使用を禁じられる。それ以外では縛られることはないため優位性は高いといえる。
サポートは、自分の番に1枚しか使えないというルール制約がある。サポートデサポートをサーチした場合にこの影響を大きく受ける。
スタジアムは1ターンに一度場に出ているスタジアムとは別の名前のスタジアムが使えるというルール制約がある。サーチカードとの関連がないため優位性に影響しない。
エネルギーは1ターンに1枚手札からポケモンにつけることができるというルール制約がある。こちらもスタジアム同様サーチカードとの関連性がないため優位性に影響しない。
5.結論と今後の課題
サーチカードの優位性を左から高い順に並べると以下のようになる。
ポケモン>エネルギー>グッズ≧スタジアム>サポート
このことからポケモンのサーチに関する優位性はかなり高いものであり、エネルギーはやや優位であるといえる。トレーナーズは全体的に優位性が低いが、サポートは特に優位性が低いと考えられる。
これは1ターン内の使用枚数に関する制約が重くのしかかっていることが原因と考えられる。
したがって「オーキド博士のヒント」が評価されにくいといえる。
今後の課題としてターン経過における優位性など、今回では考慮しなかった評価要因についての着目も必要である。
参考文献
ポケモンカードゲーム20周年特別サイト 商品情報
http://www.pokemon-card.com/20th/products/cp6/#kakucyo
よーするに
サポートを持ってきて使うのってめんどくさいよね
ということ
当たり前っちゃぁ当たり前なわけですが、それをきっちり説明できるかっていうとなかなか難しいものです。
そこんとこの細かい説明のプレゼンを作れと言われれば作りますよ ただし時間はくださいよ
とはいえ見るときはかしこまらずに、ニコ動あたりを聞きながら気楽にしていただいて結構です。
1.はじめに
先日ポケモンカードゲーム20周年特別サイトにて、コンセプトパックおよび封入カードの一部が公開された。
その中の一つである「オーキド博士のヒント」はかの禁止カード「トロピカルビーチ」と同等の効果を持って登場することが明かされていた。にもかかわらずDiaryNoteを見る限りではあまり話題に上がっていない。
その理由はネタバレ問題や世界大会の日程的問題などいくつか考えられるが、強さに関して問題があるとするとどのような問題があるか、サーチカードに着目して考察する。
2.サーチカード
サーチカードとは一定の条件(コスト・発動条件)を満たした場合に発動し山札から所定のカードを手札に持ってくるカードのことをいう。
これ以後の考察では発動に要するコスト・条件はすべて満たしているものとする。
(例:センパイとコウハイ・・・前のターンにポケモンがきぜつしている)
3.対応サーチカード
対応サーチカードは多ければ多いほどそのカード種類は優位であるといえる。またサーチカードをサーチできるカードが多ければ多いほどその優位性は高いといえる。
ポケモンは、ポケモンの特性及びワザの効果(以下効果とする)・各種ボール系・サポートでサーチが可能。またボール・サポートにはそれぞれサーチカードも存在するので、ポケモンは優位性が高いといえる。
グッズはポケモンの効果・サポートでサーチ可能。サーチ方法が乏しいことに加え、サーチ対象がポケモンの道具に縛られることが多いため優位性は高くない。
サポートはポケモンの効果・サポートでサーチ可能。拘束はきつくないがサーチ方法が乏しいため優位性は低い。
スタジアムはポケモンの効果・サポートでサーチ可能。しかし主なサーチ方法としてサポートが定着しているため実質サポートによってのみサーチ可能と言い換えてもいいだろう。
エネルギーはポケモンの効果・グッズ・サポートによってサーチ可能。こちらはほぼ基本エネルギー専用のサーチが多く、特殊エネも含めて考えると優位性は低くなる。
4.カードの連続性を阻むもの
カードを連続して使うにあたり障壁となるルール・効果のこと。これらによる阻害が少ないものほど優位といえる。
ポケモンは、ベンチ上限・進化ルールによって展開を妨げられる。後述の拘束と比べればはるかに緩いものである。よって優位性は高い。
グッズはポケモンの効果によりグッズの使用を禁じられる。それ以外では縛られることはないため優位性は高いといえる。
サポートは、自分の番に1枚しか使えないというルール制約がある。サポートデサポートをサーチした場合にこの影響を大きく受ける。
スタジアムは1ターンに一度場に出ているスタジアムとは別の名前のスタジアムが使えるというルール制約がある。サーチカードとの関連がないため優位性に影響しない。
エネルギーは1ターンに1枚手札からポケモンにつけることができるというルール制約がある。こちらもスタジアム同様サーチカードとの関連性がないため優位性に影響しない。
5.結論と今後の課題
サーチカードの優位性を左から高い順に並べると以下のようになる。
ポケモン>エネルギー>グッズ≧スタジアム>サポート
このことからポケモンのサーチに関する優位性はかなり高いものであり、エネルギーはやや優位であるといえる。トレーナーズは全体的に優位性が低いが、サポートは特に優位性が低いと考えられる。
これは1ターン内の使用枚数に関する制約が重くのしかかっていることが原因と考えられる。
したがって「オーキド博士のヒント」が評価されにくいといえる。
今後の課題としてターン経過における優位性など、今回では考慮しなかった評価要因についての着目も必要である。
参考文献
ポケモンカードゲーム20周年特別サイト 商品情報
http://www.pokemon-card.com/20th/products/cp6/#kakucyo
よーするに
サポートを持ってきて使うのってめんどくさいよね
ということ
当たり前っちゃぁ当たり前なわけですが、それをきっちり説明できるかっていうとなかなか難しいものです。
そこんとこの細かい説明のプレゼンを作れと言われれば作りますよ ただし時間はくださいよ
コメント
はじめまして、大井町に住むトイと申します。
サーチカードの優位性に関する考察、読ませていただきました。
今までそういう着眼点で考えたことがなかったので、
非常に参考になりました。
他にも考えていることがおありなら、是非文章に落とし込んでいただければ、
PCの前に正座して拝見させていただきたいです!
リンクいただいていきます。よろしくお願いいたします。